「だいじょうぶだいじょうぶ」
おじいちゃんと過ごす、「ぼく」の小さな日常が淡々と描かれています。
少しずつ大きくなっていく「ぼく」におじいちゃんは「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と、いつも声をかけてくれます。
そして最後、今度はボクがおじいちゃんに……。
涙をこらえるのが大変なくらい胸を突かれる絵本です。
おじいちゃんに見守られていた子ども時代に戻ることができます。
「温かい思い出」は、色あせないことを改めて感じることができる1冊です。
この暖かさを、多くの人に体験してもらいたいなぁ。と思います。
甲斐 亜由美先生