もみの播種から始めるイネの栽培を通して、自然とのふれあい、田んぼの感触、田んぼに生息するタニシやカエルなどと触れ合うことでの自然体験を高め、日本人の主食である米がどのようにしてできるのかを理解し、食に対する感謝の心を育てることが教育目標であるが、この目標を体験を通して教育する。具体的には稲の栽培で、できた稲藁を利用して、園内の要所要所に子どもたちがデザインした秘密基地を建設し、年少、年中、年長の縦割り、異年齢の集団の中で数十年前までは見られた、子ども達の自主的な集団での自然発生的な遊び(特に外遊び)が出来る環境を整える中で、体験的に命の尊さ、大切さを知り、感受性、観察力、客観性の育成などの「本当に生きていくための力」を培う事を目的とする。 |