玄海ゆりの樹幼稚園勤務

 早原 茉希 (九州女子大学卒業)

 

私は子どもが大好きです。中学生の頃から幼稚園の先生になりたいと強く思っていました。そんな私が、玄海ゆりの樹幼稚園を知り、働きたいと思ったのは、ホームページを見たことがきっかけです。教育理念の“自分のことが大好きで、自分を信じることができる”という一言がすごく目に焼きつきました。そして、直接お話を聞いてみたい!と思い、皆さんのようにオープンキャンパスに参加し、その後自主実習に行かせて頂きました。

とても印象的だったのは、子どもの姿、そして先生の姿です。

木のぬくもり溢れる園舎と同じように子どもたち、先生方の温かさや優しさ、そして元気な姿や笑顔を感じました。“とても素敵な幼稚園だな”と思い、たくさんの元気、笑顔、愛情溢れるこの幼稚園で働きたい!先生たちの一員になりたい!と強く願い、そして、今があります。

 私が園舎の環境の魅力として感じることは、開放的で、木の温もりがあり、風と光が通り抜けるところです。なにより木の温もり以上に園長先生と先生方の温もりがあります。初めてのことばかりで、戸惑っていたり悩んだりしたときにも、先生方は真剣に考え、“こうしたらいいよ”“これをしてくれる?”とアドバイスや、“なぜこうなのか”“どうすればいいのか”をひとつひとつ丁寧に、いつも寄り添って教えてくれます。掃除をしているとき、準備・片付けをしているときなど、日常の行動に対して、「ありがとう」という些細な言葉が私には励みになり、嬉しくもなります。また、見守ってくれていることを感じたり、「頑張っているよね」「ここが良かったよ」と認め、そのことを伝えてくれることで、“これからも頑張ろう!”というエネルギーに変わります。そして、特に行事の前の“こうしよう!ああしよう!”といった熱い思いをみんなで言いあえることや“みんなで頑張ろう!”と、さらに一致団結する、この瞬間が私は大好きです。

 宗像のもう一つの姉妹園地島ゆりの樹幼稚園は、宗像市の神湊から船で15分程の島にあります。島の子どもたちが通園し、縦割り保育を行っています。保育室が小学校の1室ということもあり、1・2年生と交流授業をしたり、各行事を一緒に行ったり、休み時間に一緒に遊んだりと、幼少連携がスムーズに行われています。また、玄海と地島では年数回の交流保育も行われています。玄海の職員と地島の職員は常に協力し合いながらそれぞれの園を盛り上げており、お互いにとても心強い存在です。

 幼稚園の先生は子どもたちの成長を日々感じることができます。また、笑顔や元気をもらえ、頑張る姿を一番近くで見ることができ、充実した毎日です。行事のときはみんなで力を合わせて頑張る姿があり、どんどん自信をつけ、本番で堂々と発表している姿は心から感動し、嬉しくなります。先生・子どもたちと一緒に頑張っていけることは、とても幸せです。たくさんの感動と子どもたちの成長、笑顔を近くで見ることができる、幼稚園の先生という職業はとてもやりがいを感じています。今日ここに来られた熱心な皆さんもぜひ自分にあった幼稚園・保育園に出会えますように、まずはボランティアや自主実習をして、目で見て、心で感じて下さい。自分に合った所は自分にしか分かりません。自分の夢を叶えられる素敵な園に出会えますように。それがゆりの樹幼稚園であればとても嬉しいと思います。

 

玄海ゆりの樹幼稚園勤務

 亀澤 息吹 (九州女子短期大学卒業)

 

私は、五人兄弟の長女ということもあり、幼い頃から自分より年下の子たちが多くいる環境で育ちました。その時からずっと変わらず子どもが大好きで、子どもとたくさん関ることができる幼稚園教諭になりたいなという夢をもちました。

 私がゆりの樹幼稚園を知ったのは、吉塚の園長先生である髙杉美稚子先生が大学に講話で来てくださったことがきっかけです。そしてオープンキャンパスに行った際に、たくさんの先生方が「こんにちはー!」と言って、明るく出迎えてくれたり、どんな質問にも丁寧に答えてくれたりと「ゆりの樹幼稚園先生たち優しいな~」と思ったことを今でも覚えています。そして、ゆりの樹幼稚園の良いところをたくさん知っていく中で、「ここで働きたいな」という思いが強くなりました。私はピアノの経験も大学から、保育の技術や知識も少なかったため、不安な気持ちもでてきたのが正直な思いでした。ですが、そんな私のことも「すべて大丈夫」と受け入れてくださり、そのためには何をしたらいいのか、どんな考え方をしたらいいのか教えてくださったのが美稚子先生でした。「人の良いところに焦点を当てましょう」「“分からない、助けてください“と言えるひとになりましょう」「起こることすべてを受け止めて、自分に必要なことだったと感謝しましょう」といつも保育者としてでなく、人としても大切なことを伝えてくださいます。

私は、いま年長たいよう組の副担任をしています。子どもたちが「先生今日も楽しかったよ」「もっと幼稚園にいたいな~」とお話してくれる姿を見て、担任の先生と笑いあいながら保育ができている毎日がとても幸せです。どんな小さな不安も聞いて一緒に解決してくださったり、優しくアドバイスをしてくださったりする先輩方や、同期のおかげで充実した時間を過ごすことができています。

 幼稚園教諭1年目になって学生の時しておけばよかったなと思うことはピアノの練習や手遊びのレパートリーを持つこと、子どもに対する言葉かけの引き出しを増やすことです。実際に働いて子どもたちと関わる中で 手遊びで子どもたちを惹きつけること、ピアノで気持ちを弾ませること、それが大事だなと思う場面が多々あります。私はその学びも後回し後回しにしていたので、学生の頃もっと行動に移せていたらよかったなと今となって思います。美稚子先生に教わった「自分で気づいて自分で変わる」ことが1番大切だと実感しています。今は、毎日必ずその日の保育を書き出して振り返り反省をしたり、ピアノの練習をしたりしています。いつもする何気ないことから1つでも行動変化ができれば自分の自信につなげることができるはずです。こんな風に考えられるのも、ゆりの樹幼稚園で働いているおかげだなと思います。

 

玄海ゆりの樹幼稚園勤務

 江田 菜穂子 (西南学院大学卒業)

 

私がゆりの樹幼稚園を知ったのは、求人票がきっかけです。大学の就職課にはたくさんの求人票が届いていましたが、ゆりの樹幼稚園の求人票はカラフルでかわいく、「自主実習に行ってみよう」とすぐに電話をかけました。とても緊張して電話を掛けたのを今でも覚えています。ドキドキしながら自主実習のお願いの電話をすると、とても明るく元気な声で受け答えしてくださり、リラックスしてお話することができました。また、実際に自主実習に行くと、「おはようございます!」と元気いっぱいの先生たちが迎えてくれて、どのように動けばいいか優しく教えてくださいました。自主実習の最後に、吉塚の園長先生であるみちこ先生とお話しして、「人の良いところに焦点を当てましょう」「分からない、助けてくださいと言える人になりましょう」「起こることすべてを受け止めて、自分に必要なことだったんだと感謝しましょう」というみちこ先生の考え方に感銘を受け、この先生のもとで働きたいという気持ちが強くなりました。

 玄海ゆりの樹幼稚園は、周りの環境にも恵まれ、子ども達や先生方と充実した毎日を送っています。自然がいっぱいの玄海ゆりの樹幼稚園では、子ども達も五感を使って季節を感じることができます。クラスでは、担任と副担任の2人体制で保育を行っています。担任の先生がクラス全体の保育を行い、副担任は保育がスムーズに進むように準備や子どもたちの補助を行います。子どもの姿を担任の先生と共有し、大切にすることができます。また、新任1年目の時に担任の先生の言葉がけや保育の仕方を見て学ぶこともできるので、自分の保育の引き出しを増やし、学ぶ時間があることも魅力の一つです。どんな小さな不安にも耳を傾けて一緒に解決してくださったり、行事やその他のことも優しくアドバイスしてくださる先輩方や同期のおかげで、充実した時間を過ごすことができています。にぎやかで元気いっぱいの先生方に囲まれて働くことができてとても幸せです。

 現在私は、担任と副担任の2人体制を活かして、同じクラスの担任の先生の保育を見ていいなと思ったことはどんどん吸収して自分のものにしています。毎日少しずつの積み重ねですが、「自分で気づいて変わる」ことが大切だと実感してからは、アンテナを張って自分の行動を変えようと努力しています。このように考えることができているのも、ゆりの樹幼稚園でたくさんの素敵な先生方に囲まれて働くことができているおかげだと思います。

吉塚ゆりの樹幼稚園勤務

 小原 三奈子 (中村学園大学卒業)

 

ご存知かと思いますが、ゆりの樹幼稚園では二人担任制となっています。副担の先生がいらっしゃることで、子どもたちにも細やかな配慮ができ、落ち着いて子どもたちと関わることができます。このような日々の中で、楽しかったり、時に辛い事もあったり、悩んだり、泣いたり、様々な感情を私はいだきます。幼稚園で働き、私自身、自分に正直にそして自分のことを大切に考えることができるようになりました。こんなにも自分の感情に正直になり、たくさんの元気をもらえる仕事は他にはないと思います!!皆さんにも、同じようにこの感動・幸せを経験してほしいと思います。

今皆さんは、保育者になるために、就職という新たなスタート地点を探していらっしゃると思いますが、今大学生だからこそできることは、たくさんあります。まず、多くの先生の保育を実際に見られてください。実習中に、多くの先生方の保育を見て、いい所を、吸収し、自分の物にしていくといいと思います。そして、子どもたちを惹きつける手遊びや・歌・ピアノなど保育の引き出しをいくつも身につけておくと就職してからとても助かると思います。今出来ることは何か、しっかりと考え、今という時間を大切にし、有意義に過ごしていただきたいと思います。

皆さんは「ホウ・レン・ソウ」を知っていますか?ご存知だとは思いますが、ホウは報告、レンは連絡、ソウは相談です。今私は、毎日先輩の先生に相談し、多くのアドバイスをいただいております。先生方はとても親身になってくださり、毎日感謝の気持ちでいっぱいです!!その中で、このホウレンソウをすることで、自分の悩みや、クラスの子どもの様子を先生方全員で把握することができ、より細やかな配慮をすることができますし、一人で悩みを抱え込むということがなくなります。私たちは一人ではありません。大切な仲間がたくさんいます。このホウレンソウをすることで、この仲間の大切さをいつも感じています。皆さんも就職をするとこのホウレンソウの大切さを強く感じられると思います。

最後になりましたが、幼稚園の先生という職業は、子どもが好きなだけではできません。でも、子どもが好きでなければ出来ない仕事でもあります。そこには、保護者の方から大切なお子様を預からせていただいているという「責任」があります!子どもや保護者の方にとって担任の先生は、世界でたった一人の大切な先生なのですから!☆そして、子どもたちの成長を自分のことのように喜ぶことができる、素直な心♪これが何よりも大切です!!子どもたちは本当にかわいいです!!皆さんにも今私が感じている想いを早く経験していただきたいと思います!!最後まで自分を信じ、夢に向かって頑張られてください!!

吉塚ゆりの樹幼稚園勤務

 甲斐 亜由美 (九州女子短期大学卒業)

 

高校を卒業後、北九州にあります九州女子短期大学の初等教育科を専攻いたしました。しかし、いざ将来について考えると、どのような職業が自分に向いているのだろうととても悩むようになり、小学校、幼稚園、保育園の実習を経験してみて、ぼんやりと『幼稚園の先生がいいな~』と思っていました。

そんな私が幼稚園教諭という職業を最終的に選んだきっかけは、ゆりの樹幼稚園の就職説明会で、園の外観や雰囲気の心地良さを肌で感じ、園長先生からお聞きした園の教育理念・教育方針に共感し、先生方の生き生きとした姿がとても心に響き、『この幼稚園で私も働きたい!!』と強く思ったからです。

どんなことでもすべてを受け止めて下さる園長先生、悩んだ時、失敗した時にいつもサポートしてくださる周りの先生方や、そして何より、『せんせ~い!!』と慕ってくれるかわいい子ども達に元気とパワーと笑顔をもらい、支えられて、毎日過ごしております。


 日々の保育の中でも、たくさんの感動をもらっています。昨日できなかったことが今日できるようになったり、集団生活を通して、お友達に優しくできる姿が見られたりと、そんな小さな感動を子どもたちからもらう度、『幼稚園の先生って本当に素晴らしい幸せな仕事だなぁ』と感じています。こんなに日々感動したり泣いたり笑ったりできる仕事はなかなかないと思います。


 しかし、幼稚園教諭という仕事は、楽しいことばかりではありません。日々の保育の中で悩んだり落ち込んだりすることもたくさんあります。ですが、その時その時の自分の感情に気付き、なぜそう感じるのかを捉え、また、その感情を自分がしっかり受け止めることができると、自然と答えが出てきます。


 この様な気持ちを持てるようになったのは、園長先生をはじめとする先輩の先生方からの温かく的確なアドバイスや、同期の先生方の励ましや助け合いの中で、様々な感情に気付くことができたからです。先輩の先生方は、いつも温かく見守ってくださいます。保育の方法をはじめ、保護者対応、また人としてのあり方など、本当に学ばせていただくことばかりです。


 毎日が学びの場であり、感動の場であるゆりの樹幼稚園が、私は本当に大好きで大切です。子どもたちも本当にかわいいですし、充実した毎日を過ごさせていただいています。大変なこともたくさんありますが、日々成長し、こんなにもやりがいを感じられる仕事は他にはないのではと思っています。みなさんにも、この感動をぜひ感じていただきたいと思います。


吉塚ゆりの樹幼稚園勤務

 吉田 真希 (純真短期大学卒業)

 

私は、小さいころからの夢だった幼稚園教諭として勤めさせていただいており、現在年少すずらん組の担任を持たせていただいております。
私も3年前までは、園の先生の話を聞く立場でした。私は、この職業に就きたい気持ちと自分がどんな先生になりたいかということをしっかりと持っていれば、どんなことでも挑戦でき、前に進むことができるのではと信じています。
もちろん努力も必要です。私はピアノが苦手です。ピアノを始めたのも大学からと言っていいほどです。しかし、気持ちが強ければ、どんなこともきっと乗り越えることが出来ると思います。私は、子どもたちとこんな曲が歌いたいなと思う曲から練習しました。また、子どもたちを思い浮かべると、早く弾けるようになりたいと気持ちが前に前に出ていました。すこしずつ出来ることから始めたのです。できない事や苦手なことは自分の中にあると思いますが、こうしたいという気持ちはどれだけでも持っていいと思います。その気持ちが私は大切だと思っています。

また、私がなぜゆりの樹幼稚園に就職したのかということを少しお話させていただきます。 最初私は県外から来たため、どうしても地元で就職したいという気持ちが強かったのです。しかし、私には、一つの出会いがありました。私がこのように何事にも最初から前向きな人間だったわけではありません。心配性でマイナス思考な私でした。そんな私を私自身が嫌な時もありました。そんな時に出会ったのが、純真短大に授業を教えに来て下さっているゆりの樹幼稚園の園長先生である高杉美稚子先生でした。先生は私のことを否定することなく「そんなあなたがいいんじゃない」と全てを受け止め包んでくれました。がんばらなくていい、肩の力を抜いたら?と言われていた私にかけられたのは、「がんばるあなたが自分は好きなんでしょ?」それならそれでいいと私のありのままを見て下さいました。それから、自分の嫌いだった性格も行動も「そのときには必要だったんだ」と思え、自分が前向きになっていくのが分かるほどでした。私は、この出会いが人生のターニングポイントであると言えます。私にかけて下さった、たくさんの言葉は、ゆりの樹幼稚園の教育方針にもなっています。そんな風に子どもたちとともに、自分自身も成長したいという想いを強く抱いていました。その言葉に、私は何の迷いもなくこのゆりの樹幼稚園で就職することを決めました。たくさんの人から自分を必要とされ、支えられながら、そして自分自身が成長できるのは、この幼稚園しかないと実感したのです。

これから就職活動をするみなさん。私が言いたいことはいつも自分がキラキラと輝けることができる場所にいることです。何事も決めることができるのは自分です。自分がこうしたいと思う道をありのままに進んでいっていただけたらと思います。

吉塚ゆりの樹幼稚園勤務

 川口 聡子 (精華女子短期大学卒業)

 

私は幼い頃、ここ(旧名)吉塚幼稚園で三年間を過ごしました。先生全員がとても明るく元気で園児を第一に考えてくださるそんな素敵な先生方の愛情を受けて育ちました。
先生方が大好きで、また小さい子のお世話なども大好きだったので、いつしか「将来、吉塚幼稚園の先生になりたい」と思うようになっていました。
短大二年の時、年少・こすもす組で十日間実習をさせて頂きました。
困っているときにお声をかけて下さり、見守っていてくださる先生にとても感動し、そんな温かい雰囲気にも惹かれ、さらにゆりの樹幼稚園に就職したいと思いました。
今、私は二歳児さくらんぼ組の副担任をさせて頂いております。
二歳というと、自分の思いをほとんど言葉にして伝える事が難しかったり、思いを受け取るこちら側も戸惑う事が多かったりします。

しかし、手を握ったり、ぎゅっと抱きしめたり、寄り添うなどのスキンシップからスタートし、今では子ども達も少しずつ言葉を覚え、お話も沢山してくれるようになりました。 排泄では、紙パンツからトレーニングパンツに変わるお友だちがいるのですが、今まで紙パンツだったのに自分でトイレに行って排泄出来るようになった時にはとても感動しました。そんな子ども達の成長を近くで感じられ今とても幸せに感じています。
もちろん、幼稚園教諭という仕事は楽しい事ばかりではありません。自分の配慮の足りなさを感じ、悩んだり、落ち込む事も沢山あります。しかし、失敗をして落ち込むだけで終わるのではなく、その失敗から何を学んだのか、今後どのような事に注意して保育に取り組んでいくと良いのか、考え行動するようになりました。また、周りの先生から、どんなに失敗をしてしまった時にも温かく的確なアドバイスをして頂いたり、励まして頂き支えられ、今日まで沢山の壁を乗り越えてくる事が出来ました。私に足りない所は沢山あるのですが「こんな風にするともっと良いかもしれないね。」と、アドバイスをくださる沢山の素敵な先生方に囲まれて働けている事を、とても幸せに思います。

ゆりの樹幼稚園には、元気でパワー溢れる素敵な先生方が沢山いらっしゃいます。私たちと一緒に、これから楽しく元気いっぱいに働いてくれる先生が来てくださったらとても嬉しいです。
最後に、実際に幼稚園の先生になってみて学生のうちにもっとしておきたかったことをお話したいと思います。
まず一つは、ピアノと手遊びです。子どもと関わる中で、ピアノと手遊びは子どもの注目を集めることが出来、また、その種類が多ければ多いほど子ども達も「それ教えて~」と、興味を持って集まってきてくれるので、沢山の曲と手遊びを知っておくと、保育を行う中でとても役立つと思います。
二つ目は、ミニゲームです。少し時間が空いた時など、ミニゲームを知っておくと事で、待っている間も子ども達を退屈させない、そういった知識があると素敵だなと思い、私も今勉強中です。
最後に声かけです。例えば、私は子どものケンカの仲裁や、保護者と対応している周りの先生方の声かけの仕方をこっそり聞いて学んだりしています。ゆりの樹幼稚園の先生方は、子どもや保護者の方々の気持ちを読み組み相手に寄り添ったお声かけをいつもされています。近くで聞いていて、自分で今まで浮かばなかった声かけなど沢山耳にするのでいつも先生方のお声かけに注意して、自分が子どもや保護者と関わる際に生かせるよう勉強しています。
皆さんも実習などで出会った先生方の声かけの仕方や素敵だなと思った言葉などをメモしておくと役立つと思います。
私は、本実習と自主実習、吉塚ゆりの樹幼稚園に来させて頂き、沢山の魅力を感じ、ますますゆりの樹幼稚園が大好きになりました。
皆さんも積極的に自主実習に行って大好きな園を見つけてください。

吉塚ゆりの樹幼稚園勤務

 前田 希望 (九州女子大学卒業)

 

 私がこのゆりの樹幼稚園を知ったのは、8月に行われた合同説明会でした。そこでの印象に残っているお話を少しお伝えしたいと思います。

ゆりの樹幼稚園のブースで、園長先生がどのような幼稚園であるのかお話しされている中で、次のように話されていました。

「食事をした際にお金を一円単位まで割る人がいたとして、その人のことをケチだと思うか倹約家だと思うか。一円単位まで割るという相手の行動は同じだが、自分がどちらの視点で相手を見るかによって、その人がどんな人と感じるのかが変わってくる。あなたはどうですか?」

私はこのお話を聞いて、深く感銘を受けました。

 自分自身の考え方によって相手の印象が変わりますし、ケチという悪い方ではなく、倹約家という良い方に視点をあてられる人は、その人の心の中にも素直な良い部分があるということを教えていただき、「その通りだな~」と感じました。

また、良い方に視点をあてることで、自分もすっきりとした良い気持ちになると思いました。

その他にも沢山のことをお話ししてくださり、それらのお話は、こんな考え方もあるのだなと沢山感じるものばかりでした。

そして、その時の園長先生のお言葉のすべてが自分の心に伝わってきて、その瞬間、この園長先生のもとで自分が成長したいと感じゆりの樹幼稚園の先生になりたいと思うようになりました。


 保育をするにあたり、初めての担任で分からないことがある時に、副担任の先生がいろいろとサポートをしてくださったり、自分が気付かなかったことにも配慮してくださったりと、とても助けられています。保育の進め方や言葉かけで悩んだ時は、先輩の先生が直接子どもへ言葉かけをしている姿を見て学べる機会を用意してくださいます。

 保育をしていく中でも、沢山の失敗をしたり、沢山の疑問や問題にぶつかったりすることも多くありますが、そんな時には、多くの先生方が様々なアドバイスをくださったり優しく声をかけてくださったりと、温かく見守ってくださいました。

 そのような沢山の支えがあるからこそ、日々乗り越えることができています。こんなにも沢山の経験を積んできた先生方に囲まれて働けていること、そして、嬉しいことも辛いことも共に感じてくださる素敵な環境があることに、とても感謝をしています。子どもたちと共に私もこの環境に感謝しながら、更に成長していけるよう努力していきたいといつも感じています。こんなに、日々の成長ややりがいを感じられる職業はないのではないかと心から思います。

最後に、幼稚園の先生になった今、学生のうちにもっとしておきたかったことをお話したいと思います。

 一つ目は、ピアノです。子どもは歌を歌うことや音に合わせて体を動かすことが大好きです。少しの時間でもピアノを使って子どもと一緒に楽しむことができるので、なるべく多くの歌を弾くことができたら保育の幅も広がり、役に立つのではないかと思います。私はピアノが得意ではありませんが、少しずつ苦手なピアノを頑張っています。
二つ目は、手遊び・歌遊びです。話しかけるだけでは、興味を示さない子どもも多くいます。そんな時に、楽しそうな手遊びや歌遊びがあると、興味を示してくれます。保育と保育のちょっとした間などに、サッとできると子どもも楽しい時間を過ごすことができるので、大切だなと感じます。

吉塚ゆりの樹幼稚園勤務

 藤 綾加 (中村学園大学短期大学部卒業)

 

今、年中組の担任をさせて頂いております。毎日子どもたちの初めての事に、一緒に出会って行けることがこんなに素晴らしいものであるということを身をもって実感することができ、幸せな気持ちでいっぱいです。

6月には、音楽発表会がありました。私にとっても初めての音楽発表会であり、どのように子どもたちと練習したら1番良いのか、お友達が音楽に親しみ、お友達同士の絆が深まるには、どんな練習方法や声掛けがいいのかとたくさん考え、悩むこともありました。ですが、そんな時、同じ学年の先輩方をはじめ、たくさんの先生方が、私の気持ちや想いを大切にしながら、相談に乗って下さったおかげで、私も子どもたちと一緒に成長し、音楽発表会の日は、今までに感じたことがないくらい感動することができました。

 ゆりの樹幼稚園では、初めての保育にドキドキすることも、学年に教務主任の先生がいて下さることで、安心して保育に臨むことができています。他にも、子育てを終えて戻ってこられた

お母さん先生が副担任としていらっしゃることも、ゆりの樹幼稚園の魅力です。


また、私は以前、部活をしていた頃に、監督や先輩に言われたことに対し、「なんで私が言われるのか」と、思っていました。しかし、ある日の園長先生のお話の中で、先輩から指導されたとき、「なんで私が言われるのか」と思うのか、それとも「私の為にこんなことまで言ってくれた」と感じるかは自分次第であるということを教えて頂きました。

 以前まではそのように取ることが出来なかった考え方を教えて下さる先生のもとで働くことが出来たら、もっと成長できると感じ、ゆりの樹幼稚園で働きたいと強く思いました。そして、今私がこうやって働かせて頂いている事に、本当に感謝しています。

 学生のみなさん、今就職のことでたくさんのことを考えられていると思います。まずは、実際に行って、見て、感じてください。そして、みなさんにも、「ここで先生がしたい!」と思えるような大好きな園を見つけてほしいなと思います。そこには素敵な先生方や同期がきっと待っています。

それがここ、ゆりの樹ようちえんであればもっと嬉しく思います。

 この話が、少しでもみなさんの就職活動の参考になれば嬉しいです。


玄海ゆりの樹幼稚園勤務

 橋口 和代 (福岡教育大学卒業)

 

玄海ゆりの樹幼稚園には、広い園庭があり、池やたくさんの植物があって、そこで様々な生き物と触れ合うことができます。そのような環境のため、虫捕り名人や物知り博士の子どもたちがたくさんいます。
私が今、受け持っているちきゅう組でも、この1学期の間でメダカやヤゴ、ツマグロヒョウモンやバッタ、カニなどたくさんの生き物をお世話しました。生き物は子どもたちに色々な影響を与えてくれています。特にツマグロヒョウモンという蝶は子どもたちや私にたくさんの感動を与えてくれます。
子どもたちは生き物のお世話から、このようなステキな感動や、狭い虫かごじゃ可哀想という思いやり、また生き物が命をおとしてしまった時の悲しみなど、様々な感情を体感しています。
その他にも、ある年少さんが、お弁当を頑張って全部食べたことが嬉しくて、そしてその空っぽのお弁当箱を皆に見てほしくて、私がいた一番遠いクラスまで「見て~♪」とニコニコ笑顔できてくれました。そのお弁当箱を見せてもらった他の子どもたちの「すごーい」「頑張ったね」という優しい言葉や、よしよしと頭をなでてあげている姿を見て、私はとても心が温かくなりました。他にも、違う学年のお友達を「一緒にあそぼ♪」と誘いに来ている姿などを見て、幼稚園のなかの縦割りの関係がとてもスムーズだと感じました。

また、ゆりの樹幼稚園のなかでも、私は玄海ゆりの樹幼稚園ならではの特徴的なカリキュラムにとても魅力を感じています。音楽発表会では子ども達が和太鼓の発表をしました。初めは音がバラバラですが、練習を重ねていくたびにクラスがまとまっていくのが感じられ、そして発表会当日に近づいていくにつれて太鼓をたたくバチの先や目線など細かい部分も揃うようになっていきました。和太鼓をたたいている子ども達の表情は真剣で、とっても格好良いです。
発表会で和太鼓をするということもあり、先日あった職員研修では、玄海ゆりの樹幼稚園の職員は和太鼓の研修をしました。

和太鼓初挑戦の私は、1つ1つの動きやリズムに悪戦苦闘しましたが、研修の休憩時間や研修が始まる前後の時間も引き続き職員みんなで練習をしたり、教えてもらったりしながら、2日間という短い時間で1曲を仕上げることができました。曲が仕上がっていくごとに、また、職員皆の和太鼓の音やバチの動きが合っていくごとに、私の心はゾクゾクとした、言葉では上手く言い表せないような感覚と、先輩の先生方との一体感を強く感じました。研修の最後の時間に、練習してきた和太鼓を園長先生や吉塚ゆりの樹幼稚園の先生方に発表する場がありました。長い曲のため、発表途中に1度止まってしまうということがあり、職員みんなでとても悔しい思いをし、涙を流しました。この涙は、研修の2日間がとても充実していたこと、難しい曲でも私たちなら成功できるという強い思いが職員皆にあったからこその涙だったのではないかと感じています。研修後の手にはたくさんのマメができ、身体中が筋肉痛になりました。しかし、それらの痛みよりも、短い時間で1曲を仕上げた達成感や、皆でやりとげた充実感が私にとって大きな喜びとなりました。
特徴的なカリキュラムの1つとして、地域や小学校との交流もあげられます。地域の方に竹馬の作り方や乗り方、コマのまわし方を教えていただいたり、小学生と一緒に芋の苗植えをしたり、小学生が幼稚園に来て子どもたちのために劇やゲームをしてくれています。また玄海ゆりの樹幼稚園には各お部屋にキッチンがあるので、一緒に白玉だんごを作ってくれたこともありました。
 
「ゆりの樹幼稚園で働くと、子どもと共に私も成長できる」と強く感じます。たくさんの先生方に指導していただくことで保育に関して成長できるのはもちろん、1人の大人として自分自身をもっと好きになることや、自分を信じる力等を大きくすることが、ゆりの樹幼稚園で働くことで達成されると感じました。
今まではただ漠然と「もっと成長したい」と思っていただけでしたが、ゆりの樹幼稚園と出会って、「こんな自分になりたい」と具体的に、なりたい自分の像が見えるようになりました。

玄海ゆりの樹幼稚園勤務 

 股野 英里香 (中村学園大学卒業)

 

初めに私が小学校ではなく幼稚園を希望したのは、幼稚園実習で幼児教育に興味を抱いたことがきっかけです実習で小学校と幼稚園の双方を経験させて頂き、その経験を踏まえ、私が働きたい!と感じた教育が、幼児教育だったのです。
その理由は、幼児教育は多くの事を教え込むのではなく、子どもが楽しみながら様々な経験を積めること。また、様々な経験からたくさんの感情を揺さぶり、その感情の変化から物事の良し悪しを学ぶ援助ができること。多くの行事を子ども、保護者、先生方と力を合わせて作り上げられることなど様々ですが、何より私が惹かれたものは、幼児期は子どもの成長をたくさん見られることです。その瞬間を肌で感じながら働ける環境に私は興味を抱き、幼児教育の道に進みました。


実際に、働き始め幼児教育は予想以上に楽しいです!!
音楽発表会では、ステージに立つのもドキドキしていたお友達が本番では、堂々と演奏し、立派に入退場している姿を見ることができ、子どもの成長を感じることができました。そして、その感動は私の活力にもなりました。また、職場では日頃の保育が更によくなるように気付いた点はみんなで言い合い、全職員で助け合って働いています。

 また、玄海ゆりの樹幼稚園は、大自然に囲まれている為、広い園庭では季節の花が咲いたり、虫が遊びに来たりと子ども達は自然と触れ合いながら遊ぶことができています。そして、園舎は壁のないオープンスペースになっており、子ども達は、他学年のお友達と遊ぶことも多く、私たち職員もクラスの子どもに限らず、全職員で園児の成長を見守り、アットホームな空間で楽しく仕事ができています。


今、皆さんは少しずつ就職のことを考え始められている頃だと思います。私自身もこの時期は、たくさん考え、そして悩み・・・・将来のことを考えるだけで不安になることもありました。EEコースだから小学校の先生にならなければいけない・・・親の期待もありました。

 私は、毎日自分に問いかけ、自己分析をして本当にしたいことを見つけ出すど、そんな悩んでいる最中、今まさに皆さんが受けている髙杉先生のこの授業をうけて、周りの反応を気にしてなかなか決断できない自分から抜け出すことができました。
人生一回!自分がしたい事を思う存分して、理想の自分に成長したい!との思いになり職を決心しました。そして、これはゆりの樹幼稚園の“心の教育”と同じだったので、私はゆりの樹幼稚園に入社しました。

 
そして、入社して4ヵ月がたち、責任をもって任された仕事をやりきることの大切さ、チームワークで園児を守るのことの大切さなど、今もまだ勉強中ですが先生方から指導を頂ながら楽しくやりがいを感じ、働くことができています。とても楽しいです!!学生のうちに多くの経験を積むと将来の何かにきっと役立つと思います。

 実際に、私自身も野外活動ボランティアでのキャンプの経験や、子ども達に遊びを教えた体験、部活、ゼミで学んだ物事を奥深く見て解明していく大切さなど、大学での経験が私の助けになっています。まずは、自分が興味を持ったことをやってみては見て下さい。


フリー職員

 深田 文子 フリー担任

 

私は、結婚、出産、子育てをしました。二人の娘も吉塚ゆりの樹幼稚園に入園し、親子共々大変お世話になりました。幼稚園に勤めてる時から、同僚の先生方と、「ここの幼稚園って、子どもにとってすごくいいよね。」と憧れていたので、念願かない入園できて嬉しかったです。勤めていた頃よりパワーアップした吉塚ゆりの樹幼稚園は益々素晴らしく親も子も、とても素敵な思い出ができたことを感謝しています。


そんな時園長先生から「お母さん先生として戻ってこない?」と声をかけていただきました。思ってもいなかったお話にびっくりしましたし、ブランクもあり不安もありましたがとても嬉しくてお受けすることにしました。お仕事の内容は、先生方の保育のサポートです。学年により多少違いがありますが、先生方が保育しやすいように準備や補助をします。例えば登園したお友達の朝の準備のお手伝い、排泄やお着替えの補助、設定保育のときは、お机を並べたり、製作でのりを使えば、汚れた手を拭くのりぞうきんを準備、お弁当のときは、遅くなってしまうお友達のお手伝い、指遊びをしたり、絵本や紙芝居を読んだり・・・・・・などなど、一日一日成長し続ける子どもたちを相手に一日中忙しく動き回っています。私は新任の先生とペアを組ませていただくことが多いのですが先生が試行錯誤しながら、時には失敗もしながら毎日一生懸命保育されます。その先生が自分らしい保育ができるように、お手伝いができればいいなと思っています。先生が一生懸命保育されて、お友達がキラキラのお目目で先生のお顔を見て一生懸命お話を聞いている。そんな姿を後ろから見るのが大好きで毎日頑張っています。

吉塚ゆりの樹幼稚園には、セキュリティーが整った園舎、世界のおもちゃで自由に遊ぶことができるキラキラタワー、お部屋を自由に区切る事ができる可動式の扉、など素晴らしい施設があります。また園児のことを第一に考えた素晴らしい教育方針があります。  

そしてゆりの樹幼稚園の素晴らしいところは、ここで働く先生方だと思います。若い先生方は、お世辞抜きでみんな美人揃いです。今時のオシャレなお嬢さんばかりです。が皆さん頑張り屋さんで一生懸命です。社会人として責任もって働いています。いつも元気一杯でキラキラ輝く笑顔がすてきな先生ばかりです。嬉しい事、楽しい事があるとみんなで一緒に喜びます。時には、失敗してしまう事もあるかもしれません。辛いこともあるかもしれません。そんな時は園長先生や、同期の先生、先輩、後輩みんなに支えられ、乗り越えていかれます。そんな素晴らしい先生ばかりです。

それから、そんな私たち皆を、いつも暖かい目で見守ってくれる園長先生、園児のことを一番に考え、又、私たちの気持ちも大事にしてくれます。女性としても私たちの憧れでありますし、大変尊敬しています。そんな素敵な先生ばかりですので、年の差があってもみんなわきあいあいとしてすごくいい雰囲気です。

園長先生、素敵な先生方、たくさんの可愛い、子どもたち、保護者の方々など、ゆりの樹幼稚園での、たくさんの出会いに感謝しています。これからも健康に気をつけて、幼稚園でたくさんの感動をもらえるよう、毎日をキラキラ輝いて過ごせるよう頑張りたいと思います。

吉塚ゆりの樹幼稚園勤務

 横山 なつ美 (中村学園大学卒業)

 

日々の保育では、園長先生や副園長、各学年について下さる教務主任の先生、そして先輩の先生方、お母さん先生という心強い副担任の先生、同期のみんなにたくさん支えて頂きながら、この安心・安全な環境の中で、私は毎日楽しくたくさんのことを学んでいます。 一緒に働く中で、保育に関することだけではなく、社会人として、また一人の人間として大切なことを学ぶことができるのがこのゆりの樹幼稚園の魅力だと感じます。時にはつらいことや落ち込むこともありますが、そんな時は先輩方が助けてくださったり、同期が支えてくれ、頑張ろうという気持ちになれます。私にとって特に同期は、心の支えになっています。 実際に担任になって子どもたちと生活していく中で、子どもたちがたくさんのお話を聞かせてくれたり、出来ることが増えてきたり、毎日の子どもたちの成長の姿を見ることができたときに、先生になってよかったと感じます。ゆりの樹幼稚園にはたくさんの行事があることも魅力的です。先日、音楽発表会が行われました。私にとっても初めての大きな行事で、どんな練習をしたら子どもたちが楽しく練習に取り組めるのか、言葉掛けの仕方など先生方にたくさんのアドバイスをいただきながら、子どもたちと一緒に楽しく取り組むことが出来ました。初めてのピアニーも、初めはばらばらだった音が、練習を重ねていくうちにだんだん一つになっていき、「みんなで一緒にやると、ピアニー楽しいね」と、笑顔でお話してくれました。また、練習を重ねていくと、お友達の心も一つになり、「頑張る力をためるのだ~!!」と、一人のお友達が言うとクラスのみんなも一緒になって盛り上がる姿が見られ、そんなみんなの輝く笑顔に私はたくさんのパワーをもらいました。 本番当日も、子どもたちが今まで以上に目をキラキラ輝かせて舞台に立っている姿や、一生懸命演奏している姿に本当に感動しました。

私は学生時代を過ごしていく中で、幼稚園教諭に対する漠然としていた考えが、少しずつ現実に変わっていき、自分が幼稚園の先生になることへの実感が湧いてきて、不安と期待が入り混じった心境になりました。一番の不安要素は、ピアノでした。私はピアノ初心者で、苦手意識を持っていました。しかし、そこで諦めずに人より何倍も時間をかけて練習し、一曲でも多く弾けるように自分なりに努力してきました。就職した今でもピアノは苦手ですが、それよりも、ピアノに合わせて歌ったり踊ったりする子どもたちの笑顔を見ると、私自身とっても嬉しい気持ちになります。 学生のみなさん、きっと今就職のことでたくさんお悩みのことだろうと思います。じっくり考えて、実際に色んな園を自分の目で見て、感じてください。必ず、「ここだ!」と魅力を感じることができる園に出会えます。 私はこのゆりの樹幼稚園に出会い、素敵な先輩方や仲間と一緒に、今このように働かせていただいていることに誇りを感じます。 みなさんにも、「ここで先生がしたい!」と思えるような大好きな園を見つけてほしいなと思います。そこには素敵な先生方や同期がきっと待っています。

吉塚ゆりの樹幼稚園勤務

 坂口 未来 (西南女学院大学卒業)

 

 ここ、ゆりの樹幼稚園は、心強い経験のある元職員のお母さん先生(副担)に支えられて、二人担任で保育を行っています。 現在、私は年中組の担任をさせていただいています。 お友だちと過ごす毎日は子どもたちの一瞬一瞬が可愛いことはもちろんですが、悩むこともあります。6月に行われた音楽発表会では、子どもたち一人ひとりが力を発揮する為には、どのような声掛けや保育をしていけばよいのか悩むことがたくさんありました。その時に先輩先生の保育を生で見させて頂き、たくさんの吸収をすることが出来ています。毎日の保育が私にとって得ることばかりで、今となっては、少しずつ自信をもって保育ができるようになってきました。 また、日々の保育の反省点や課題を見つけ出すこともでき、保育改善を行うことで自身の成長に繋がっていると感じています。 そして、肌で感じた体験は、一昨年度に担当させていただいたお預かり保育に生かすことができました。お預かり保育では、放課後や長期休みの際、子どもの前に立って保育をします。このような経験をさせていただいたおかげで今となっては子どもの前で保育をするにあたり、日々学んでいる保育を実践できることの喜びを強く感じています。  ゆりの樹幼稚園では、学年別に運動会を行っています。 二歳児さんは、運動会では親子の絆を深める親子踊りをしたり、親子で楽しめるようなプログラムを考えていきます。年少さんでは、お友達と協力し合いながらエアー棒を運んだり、クラスで円になりお遊戯を楽しく踊ります。年中さんでは、フラッグパフォーマンスといって、国旗の旗を持ち、踊ります。日に日に振り付けが揃っていくと、クラスの絆も深まっていきますよ。 年長さんでは、クラスの絆を深めるためクラスでスローガンを決め、応援旗を作ります。応援旗には各クラス掲げているスローガンを目標に頑張るお友達を応援していくのがとても楽しみです。

また、年長さんでは全体でマーチングに挑戦します。 先生とお友達との絆や子どもたちの頑張っている姿にたくさんの感動をもらいました。学年別で運動会をすることで学年を超えて仲良く楽しく協力し合いながら運動会を盛り上げていきます。 そして私には、吉塚に7人、玄海ゆりの樹幼稚園にも3人の同期がいますよ!悔しいときや泣きたいとき、笑いたいときどんなときも一緒になって感じてくれます。そんな同期は私にとって宝物です。 そして、たくさんのアドバイスやアイディアを出して支えてくださる先生方がたくさんいます。このような素晴らしい環境の中で勤めることができることに、充実感と周りの先生方への感謝の気持ちでいっぱいです。  このお話しが少しでも皆さんの就職の参考になれば幸いです。 まずは、実際に足を運んで、見て、感じてください。 きっと、自分に合った素敵な場所が見つかると思います。 もしそれが、ゆりの樹幼稚園であったらもっと嬉しく思います。

吉塚ゆりの樹幼稚園勤務

 十河 奈津美(中村学園大学卒業)

 

私がこの幼稚園を知ったのは、オープンキャンパスがきっかけでした。ドキドキしながらオープンキャンパスに参加したことを今でも鮮明に覚えています。そこで、笑顔で元気いっぱい、どんな質問にも丁寧に、答えてくださる先生方と出会いました。私が感じたゆりの樹幼稚園の素敵な所は、園長先生が、子ども達のことはもちろん、職員のことも大切にしてくださる所です。また、行事や、園外保育が沢山あることです。沢山の行事や園外保育で、子どもたちは様々なことを体験することができます。また、行事や活動一つひとつに子どもの育ちを一番に考えた沢山のねらいがあり、年齢に合わせて適時適齢保育を行っています。 私は現在、年少組の担任をさせて頂いております。 子どもたちが「十河先生」と呼んでくれるようになるにつれて、幼稚園の先生になりたいという幼い時からの夢が叶ったという喜びを日々感じまた。 それと同時に、子ども達をお預かりしているという責任も感じました。初めてのことばかりで不安もありますが、一緒に組ませて頂いている副担任の先生がたくさんサポートしてくださいます。また、周りの先生方や副担任のベテランの先生が質問に丁寧に答えてくださったり、私がどのような動きをするとスムーズに保育を進めることができるのか具体的に教えて下さるので、安心して保育に携わることができます。

6月には音楽発表会があり、年少組では歌とカスタネットの演奏を披露しました。練習では、子どもたちの一生懸命覚えようとしてくれている姿や、手をピンと伸ばして踊っている姿を見て、とても嬉しく感じました。本番では、練習の成果をしっかりと発揮し一生懸命歌っている姿を見て、とても感動しましたし、頑張る姿をお家の人に見せたいという子どもたちの気持ちが伝わり、音楽発表会を通しても子ども達の成長を感じることができました。発表の後には「楽しかった」と言ってくれる子どもの達成感に満ち溢れた笑顔も見られ、とても嬉しく思いました。また、子どもたちの成長を身近に感じることができ、とてもやりがいを感じています。 子どもたちの思い出に残り、保護者の方に感動を届けることができるように今後も頑張りたいと思います。 この環境に感謝の気持ちを持ってこれからも沢山のこと学んでいきたいと思います。 ゆりの樹幼稚園には、いつでも相談すると助けてくださったり、私が分からないことを尋ねると、丁寧に教えてくださる先輩の先生方が沢山います。先輩の先生方からは、先生としてのお仕事だけでなく、社会人として大切なことも学ばせていただいております。

吉塚ゆりの樹幼稚園勤務

 古木 笑美(福岡女学院大学卒業)

 

 私は今、年中きりん組の副担任をさせて頂いております。クラスには34名の子どもたちがいて毎日沢山の元気をもらっています。ゆりの樹幼稚園は、担任と副担任の2人担任制です。2人でクラスのお友達を見ることが出来るので、お友達の様子なども共有することが出来ます。 副担任として私は、保育の準備や活動の声掛けなど、担任の先生の補助が出来るように保育に努めています。就職してすぐの4月は、ちゃんと仕事をこなさなければいけないという一心でいたためクラスのお友達との時間を楽しむことは二の次になっていましたが、一人で仕事をやり遂げることはできないということを実感しました。その時に、園長先生を始めとする先輩の先生方が「分からない時は分からないと言っていいよ」と声をかけて下さり、相談できる先輩方が沢山いること、そしてそんな環境でお仕事ができることをありがたく感じました。
 最近はきりん組のお友達やお預かり保育で、他学年のお友達と過ごす時間が楽しくなり、やりがいを感じております。幼稚園のお友達と関わる中で、もっと良い保育をするためにはどうしたらいいかを考えることが出来るので、毎日が自分の学びになります。副担任ではありますが、自分のクラスにお友達がいて、毎日沢山お話に来てくれる存在になれたことに幸せを感じ幼稚園教諭になってよかったと思うことができています。

 家族参観や音楽発表会など、行事のたびに職員皆で準備し、協力し合って行事が成功するようにお仕事をしています。日々の仕事を通して、協力しあうことの大切さを学ばせて頂きました。それと同時に、沢山のお仕事を教えて下さる先輩の先生方に感謝する日々だと感じています。ゆりの樹幼稚園の先生方は、沢山のありがとうを交わし1年目の私にも、「今日は~してくれてありがとう」と私の良いところを見つけて沢山声をかけて下さるので、いつも嬉しい気持ちになります。
 学生生活を終えて、幼稚園教諭1年目として、私の体験談を基に学生の皆さんに就職活動についてアドバイスをさせて頂くとすれば、少し勇気が要りますが行動する積極性が必要と思います。自分が興味のある幼稚園や保育園など、実際に行ってみて、どう感じたかを大切にしてほしいです。沢山行動すれば、情報量も増え、自分のこれからについて考えることができると思うので、行動して損はないと思います。 実習などで、保育の様子を見て素敵だなと感じたことを大切にして、自分の良さを活かせる就職先を是非見つけて頂けたらと思います。 学生の皆さんも素敵な先生になったり、それぞれの就職先で自分のやりたい仕事で、活躍できることを応援しています。