いったでしょ
五味太郎 偕成社
「転ばぬ先の杖」は親心ではありますが、子どもの心に響くように話すのは難しいですね。
幼稚園でも廊下を走っている子どもたちに「あるこうね」と声をかけるのですが、効き目の持続は5メートル、時間にすると3秒で、すぐにスピード違反状態です。親の気持ちがよくわかります。ところで園長先生の机の周りには書類がたまります。整理整頓が人生を豊かにする生活習慣であることは百も承知なのですが、紙の山は高くなるばかり。特に提出期限が迫った書類を日ごろになくまじめに探していると、幼かった頃から幾度となく耳にした親や先生の声が脳裏をかすめます。子どもの気持ちもよーくわかります。